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「脱小沢」カラー鮮明に 「七奉行」全員を要職(産経新聞)

 菅直人新首相は8日の組閣で、「政治とカネ」の問題で有権者の民主党離れの主因となった小沢一郎前幹事長に批判的な議員を重用することで「脱小沢」の色彩を鮮明にした。ともに政治資金問題を抱えていた小沢氏と鳩山由紀夫首相の退任で民主党への支持率は急回復しており、7月の参院選に向け政権のイメージを一新させる構えだ。

 菅氏は内閣の要となる官房長官に仙谷由人氏を据え、財務相に野田佳彦財務副大臣、公務員制度改革担当相に玄葉光一郎政調会長を充てる。再任される岡田克也外相、前原誠司国土交通相に加え、党側の枝野幸男幹事長、樽床伸二国対委員長と合わせ、小沢一郎氏に距離を置いてきた「七奉行」全員を要職に就けることで、小沢色の一掃を印象づける。

 また、行政の無駄遣いをチェックする「事業仕分け」を主導した蓮舫氏を行政刷新担当相に充てるのも、国民的な知名度に加え、一貫して小沢氏に批判的なスタンスを取ってきたことが重視されたとみられている。

 参院選に向け、野党側から「バラマキ政策」と批判されてきた衆院選マニフェスト(政権公約)の見直しも新政権の課題だ。

 小沢氏は昨年9月の鳩山内閣の発足に際して党政策調査会を廃止したが、結果として小沢氏の意向で政策が覆る「二重権力構造」が生じた。政策決定の場から排除された議員の不満も大きかった。そのため、政調会長の玄葉氏を閣僚に起用し、政府と党が一体となって政策決定に当たる仕組みを模索する。

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